ずっと昔にいただいた古いウイスキーを、タンスの奥の方で見つけた!という経験はないですか?あるいは「このウイスキー、貰ったは良いけれどいつまで飲めるんだろう?」なんて思っている方もいらっしゃるでしょう。

端的に言うと、ウイスキーに賞味期限はありません。賞味期限がないというのは、「腐ることはないため、賞味期限を記載しなくても大丈夫だと国から認められている」ということです。だから、タンスの中からウイスキーを発見した際には、まあとりあえず飲んでみれば良いと言えます。

でも、もし今あなたが「このウイスキーいつまで美味しく飲めるんだろ?」と疑問に思われているとすれば、いくつか保管方法には注意していただきたいことがあるので、このページがきっとお役に立てるはずです!

ウイスキーに賞味期限はないけれど、保存状態には注意が必要!

改めて、ウイスキーには賞味期限がありません。これは何故かと言うと、蒸留酒であるウイスキーは基本的にアルコール度数が40度以上あるため、腐ることがないからです。

ちなみに蒸留酒でなく、アルコール度数がウイスキーの半分以下しかない日本酒やワインでも、基本的に腐ることはありません。ただし、正しく保管しなかった場合の味の劣化は、ウイスキーの比ではないので、ご注意ください!

さて、ウイスキーに話を戻します。ウイスキーは腐ることはないですが、口に入るものですし、やはり美味しく飲むためには保存方法には注意を払う必要があります。

ポイント1:暗所で保管すべし!

まずは、暗所で保管することが大切です。お酒は、光に当てると味が変わってしまいがちです。だからほとんどのボトルは茶色をしているんです。あのボトルの色は、お店などに並べる際に、ボトルの中のお酒に光をあてないための工夫なんです。

昔ながらの酒屋さんを思い浮かべてほしいのですが、味の変わりやすい日本酒は新聞紙で巻いて保管している酒屋さんなんかもありますよね。あれもやはり、ボトル内に光が届かないための工夫です。

ウイスキーも暗闇で保管するのがベスト。少し高級なウイスキーであれば、購入した時に付いてくる箱の中に入れたまま保管するのがとても良い保管方法です。

ポイント2:湿気をさけるべし!

様々なウェブサイトにて、ウイスキーの保管時には湿度も避けるべきだと言われています。

はじめ私としては、ボトルの外の湿度はお酒そのものには関係がないように思えてなりませんでした。特に最近のキャップを締めるタイプのボトルであれば、ほとんど外気には触れないはずです。

そこで、この件に関しては専門家のサントリーさんのお力を借りました。お客様相談センターにメールで質問をしてみたのです。そしたらとても丁寧なメールをいただきました。

そのままの転載は控えますが、いただいた回答をまとめると、湿度が高い場所にボトルを置いておくと、ボトルの外側やラベルにカビが付き、ウイスキーを実際に注ぐ際にカビの匂いが移ってしまいかねないから湿度は避けた方がいい、という内容でした。

とても納得感のあるご回答でした。

確かに、ウイスキーにおいて香りは非常に重要ですから、ボトルの中身だけでなく外側の状態にも注意を払いたいですね!

ポイント3:温度には注意すべし!

お酒というのは、あまりに高い温度には弱いものです。ただし、これも日本酒やワインとは違うので、真夏に光の当たる窓辺に置くとか、キッチンの火の周りに置くとか、そういう扱いをしなければ問題ないと思います。

逆に冷蔵庫に入れる必要も一切ありません。きちんと家の日陰に置いておくことを意識すれば、恐らく大丈夫ではないでしょうか。

ポイント4:周りの匂いに注意すべし!

冷蔵庫に入れる弊害の第一位は匂いです。長期間冷蔵庫に入れておくと、食品の匂いが移ってしまいます。ウイスキーは香りも含めて楽しむものですから、匂いが移ってしまうというのは致命傷です・・・。

それから、ウイスキーは冷やしてしまうと香りが立ちませんし、ビールのように冷やしたから美味しくなるというものではないので、それもあって冷蔵庫保管はオススメしません。

ポイント5:立てて保存すべし!

ウイスキーは立てて保存するのが原則です。未開栓のもので、コルク栓でないウイスキーの場合、横にする弊害は私も明確に理解していませんが、縦に保存します(一説には、キャップの金属が味に影響するとかなんとか)

ただ、特に開栓後のウイスキーは縦に保存しましょう。開栓すると瓶内に空気が流れ込みます。空気というのはお酒の味を変えてしまうものですから、横にすると空気とお酒が触れる面積が増えてしまい、お酒に少なからぬ影響があるはずです。

具体的にはどこに保存するべきか?

5つのTIPSを挙げてきましたが、それではどこに保存すれば良いのでしょう?

ほとんどの人はお酒のための棚なんてないでしょう。調べてみると皆さん、ウイスキーを購入した時の箱に入れた状態で、押入れとか、食器棚の中に保存されているそうです。

日本の気候だと、夏はどうしても温度と湿度が高くなりますし、ある程度条件を満たす場所というのは限られてきますよね。

稀にあるウイスキー「熟成」の誤解

たまに誤って理解されている方もいらっしゃるのですが、ウイスキーというのはワインのように瓶内で熟成するようなものではありません。

ウイスキーは、蒸留所が樽(多くの場合オークの樽が使われます)の中でしっかり熟成し、熟成が整ったところで出荷されます。ですから、わざわざ家で熟成を待ってから飲むということは基本的にしませんので、早めに飲んでしまうことが大切です。

ただし、アルコール度数の強いお酒ですし、そんなに一気に飲めないという方や、飲むタイミングに迷う方もいらっしゃると思います。そういう方に是非、このページで紹介した保存方法を実践していただきたいのです。

ウイスキーを保管するベストオブベストな方法

さて最後に、ウイスキーを保管することに死力を尽くしたい場合に、便利なグッズがあるので幾つか紹介します。

まずはプライベート・プリザーブという商品です。これは、缶に入った匂いも味もしないガスで、飲みかけのウイスキーを保存する際に「シュー」っとボトルの中に貯めてから蓋をしておくと、先程言ったようにウイスキーと空気と触れる面積を少なくすることが出来るので、品質を維持したまま保存できるという商品です。

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次にパラフィルムです。これは、ボトルのキャップと瓶の部分を上から覆うように密閉させて、空気の出入りを防ぐという商品です。特にコルク栓のウイスキーの場合、長期保存するとアルコールが飛んでしまうという可能性もあるため、こういったフィルムで密閉して逃さないようにしていらっしゃる方が多いです。

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最後にオークボトルです。これは正直長期保存用のアイテムではないです。むしろ、自宅で素早く熟成させたような効果をもたせたい時に使うと良いのだそうです。まだ私は使ったことがないので紹介するか迷いましたが、面白いアイテムなので紹介します。熟成樽のように内側のオーク材が焼き付けされていて、24時間くらい入れておくと、すっかり色が変わるようなので、面白いです。

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