ワインのラベルって、ホントちゃんと理解できるようになるまでものすごい時間が必要じゃないですか?

なんでかなーって分析すると、まずやっぱり言語が日本語でも英語でもないっていうのがめちゃくちゃ大きいと思うんです。読めない文字って、どうしても記号として認識してしまうと思います。よくわからない記号が並んでいたら、そりゃ読めないです。

あとはでも、そもそもワインの造り方とかどこが有名な産地なのかとか、そういう少し専門的なことが理解出来ていないと、なかなか読み解くのは難しいのです。

そこでこのページでは、ワインのラベルの読み方について勉強していきます。

ワインラベルの読み方

ワインのラベル表示には、実は法律(日本の)があります。これは表示しても良い、これは表示しなければいけないといった具合の法律です。そしてそれは、ワインの種類によって異なります。

大きく分けると、以下のような3つの種類があります。

  • 日本ワイン:国産ぶどうのみを原料とし、 日本国内で製造された果実酒
  • 国内製造ワイン:日本国内で製造された果実酒・甘味果実酒
  • 輸入ワイン:輸入されたワイン

まず日本ワインの場合、原料となるぶどうが85%以上収穫されていれば、その土地をラベルに記載できます。「東京産ぶどう使用」と言った感じです。あるいは同じ場所に醸造所もあれば「東京ワイン」のように記載することも可能です。

ぶどうの品種に関しても、1種類のぶどうが85%以上使われていれば、そのぶどうの品種を記載できます。2種類で85%を超える場合は多い方から順に記載する必要があります。3種類以上の場合でも、合計85%以上使用されている分までであれば使用量が多いものから順番に記載できます。

収穫年に関しても、そのぶどうを85%以上使用している場合のみ記載できるのです。

「85%」というのが、ワインのラベルにおけるマジックナンバーになっている点が面白いです。

これらの表ラベルの表示は義務ではありません。表示する場合は要件を満たさなければならない、という類のものです。

その他の国内製造ワインの場合で、原材料に「濃縮果汁」や「輸入ワイン」を使用している場合、その旨記載しなくてはなりません。またその場合、ラベルには地名や品種等の表示ができません。

輸入ワインの場合は、表のラベルの記載についてきめられていることはありません。

裏面の表記

裏面のラベルのことを「一括表示欄」と言います。ここには次のことを記載しなくてはなりません。

①日本ワイン(日本ワインの場合のみ)
②原材料名及びその原産地名
③製造社名
④製造場所所在地
⑤内容量
⑥アルコール分

こういった情報を裏面の一括表示欄には記載しなくてはなりません。

特徴的なワインラベル

名前:L’OLIVETTE
生産地:フランス
ぶどう収穫年:2016年

名前:il fauno
生産地:トスカーナ(イタリア)
ぶどう収穫年:2012年

名前:Dr. von Bassermann-Jordan
生産地:ドイツ
ぶどう収穫年:2012年

名前:PIRRAMIMMA
生産地:オーストラリア
ぶどう収穫年:2014年

名前:Cono Sur
生産地:チリ
ぶどう収穫年:2016年

まとめ

ワインラベルって本当にバラエティに富んでいて面白いですね。

収穫された国や地域の個性も出るし、棚に置かれたときに目立つように各社考えるので、なかなか突飛なものも多いです。

CDや本なんかでは「ジャケ買い」なんて文化もあって、つまり商品の見た目に惹かれて思わず買っちゃった!みたいなのですけど、ワインやお酒もわからないうちはそういうのが結構ありますよね。そして、それもまた一興ですね!

参考:
果実酒等の製法品質表示基準について
表示基準・表示事項解説 | 日本ワイナリー協会