焼酎の3Mといえば、森伊蔵、魔王、村尾です。いずれも品質の高さと手に入らなさからレア焼酎となり、なかなか定価で手に入らないお酒になっています。当然、『世間の注目度ランキング』でも高ランクで、2位にランクインしています。

この3本の中で、あまり焼酎を飲まない人でも一度聞いたらその名前を忘れることがないのが、『魔王』ではないでしょうか?

この名前のインパクトときたら、もう半端じゃないです。魔王だけに、恐ろしいほど度数が強いのか?あるいは、地獄絵図のようなラベルなのだろうか?そんなことを想像してしまいます。

『魔王』 その名の由来

この魔王、鹿児島県錦江(きんこう)町の白玉醸造で蒸留されています。錦江町というのは、本土最南端の半島、大隅半島にある町です。

この蔵がなぜ「魔王」というインパクトのある名前を焼酎に命名したのか?

それを知るためにはまず「天使の分け前」もしくは「天使の取り分」という言葉を知らなければなりません。

長期間樽の中で貯蔵される洋酒、つまりウイスキーやブランデーのようなお酒は、その熟成期間のうちに樽の中で少量ずつ減っていきます。科学的にいえば、これは水分やアルコール分が蒸発することで発生している訳ですが、これを洒落た言い方で「天使の分け前」もしくは「天使の取り分」と言ったりもします。

魔王という名は、この天使という名からきています。

天使を誘惑し、魔界に美味しいお酒を運ぶ悪魔たちがもたらしたのが、魔王なんだそうです。

そのまま「天使の分け前」というような名前にするのではなく、ひと捻りして「魔王」という名前にしたところがすごいセンスですね。魔王なら、誰でも一瞬で覚えられます。

魔王を通常価格で手に入れたい!

基本的に、インターネットで魔王を購入しようとすると高額なプレミア価格で買うことになります(もちろん、良心的な酒屋さんもあります)

例えばAmazonでは、一升瓶(1800ml)で8000円から、四合瓶(720ml)で3000円からという値付けです。

それぞれ、定価だと一升瓶が3000円( + 梱包代 + 送料)で、四合瓶が3本で3930円( + 梱包代 + 送料)です。

では、どこで定価販売しているかというと、玉利商店です。白玉醸造の関連会社なので、確実に定価で購入できます。ただし、いつでもすぐに買えるわけではなく、予約制です。

玉利商店さん(0994-40-3741)に電話をすると、申し込み用紙を送ってくれるので、記入して返送してください。

以前は1年半とか1年待ちだったそうですが、2018年現在、投函から半年くらいで届いているようです。

魔王を飲んだ焼酎好きのレビュー

さて、ここからは『魔王』を飲まれた焼酎好きの方によるレビューをご覧いただきます。もし「私もレビューを寄稿します!」という方がいらっしゃいましたら、レビュー募集のページからぜひご応募ください。

一度管理人の方で目を通しますが、極端に問題のある投稿以外はそのまま掲載させていただきます。


性別:女性
年代:30代

イモらしさがなくスッと消えるため、焼酎というより日本酒を感じます

プレミア焼酎の一つである魔王は自然豊かな鹿児島の錦江町で作られています。

魔王という酒は、芋のクセが好きな私の様な人にとっては若干物足りなく、「芋焼酎らしさが無い焼酎」という感じです。
何故なら、味・香り・麹・造り方と、多くの芋焼酎とは違っているからです。

魔王の香りはとてもフルーティーです。一般的な焼酎は黒麹が多いのですが、芋焼酎独特の香りやクセを抑えるために黄麹をしているので、香りが華やかになります。

また味わいですが、口に含むと香りと同じく、フルーティーな味わいと柔らかい口当たり、軽さを感じます。個人的な意見ですが、イモらしさがなくスッと消えるため、焼酎というより日本酒を感じます。もしくは二つの中間という感じでしょうか。

麹以外でも、蒸留方法も一般的な芋焼酎との違いがあります。一般的な本格焼酎の場合は常圧蒸留を採用しますが、魔王は減圧醸造で行っています。減圧で作るとあっさりとクセのない焼酎に仕上がります。さらに焼酎ではあまり見られない、長期熟成を施しているのも美味しさを引き出す工夫になっているかもしれません。

魔王の飲み方ですが、ラベルに記載されている通り氷を浮かべて注ぐロックやストレートがおすすめです。温めてしまうと、フルーティーな香りが軽減され、若干芋らしさが出てしまいます。

たくさんのお酒がある中で、魔王は焼酎ブームに貢献したお酒の一つです。今まで焼酎を敬遠していた方には、衝撃を与えたお酒だと思います。価格的に手に入りにくいですが、焼酎初心者におすすめなので、もっと多くに方に飲んでもらいたいです。


性別:女性
年代:30代

入手困難ではある人気なお酒ですが、昔に比べたら手に入りやすくなった方です

鹿児島の芋焼酎の『魔王』。

名前のインパクトが強いこのお酒は、某漫画に登場してたお酒として存在を知りました。

名前の由来は、樽で熟成する際に、蒸発によってお酒が減少する、その事を「天使の分け前」と呼び、天使を誘惑し魔界へ酒をもたらす悪魔にちなみ命名されたそうです。ラベルの裏にも書いてあります。粋なネーミングだと思います。

その名前からして強い辛口なお酒なのかな~、と思いきや焼酎が初心者の方でも飲みやすいです。ギャップですね(笑)芋独特の臭さがない味は華やかな香りを残し、フルーティで飲みやすくどちらかというと柑橘系の味です。あと残りがなくすっと飲めるので注意です。

少々高くて、入手困難ではある人気なお酒ですが、昔に比べたら手に入りやすくなった方です。ボトルも高いですが、東京のお店で飲むと、グラス一杯1000円以上するプレミアム焼酎です。正直、飲めるなら何でもよい!と思っている方には飲ませたくないですね。もったいないので笑


性別:男性
年代:40代

飲むほどに味わいが深まっていくところがめずらしい焼酎だと思います

魔王、その悍しい響きに何を想像するでしょうか。

大辞泉によると、「仏道修行や善事を行おうとする気持ちを妨げる天魔の王」とあり、とにかく悪そうな感じがします。しかし、焼酎の魔王と聞くと、そのイメージは一変するのではないでしょうか。森伊蔵、村尾と並びその頭文字をとって3Mなどと呼ばれる魔王。決して天魔の王というヒールではない気がします。

人気が高いためプレミアム価格で取引されており、定価購入は非常に難しいようです。 味はというと、その恐ろしい名前からは想像できないほど、とてもフルーティーです。

くせが無く、さわやかな味わいの焼酎だと思います。素晴らしく飲みやすいので、焼酎初心者にも人気があるのもうなずけます。飲み方ですが、ロックか常温がオススメとされていますが、個人的には常温ストレートが最も魔王らしさを味わえると思います。サツマイモの香りや甘み、フルーティー感、余韻をぞんぶんに味わうことが出来ると思います。

魔王は飲みやすく、どんどん飲めてしまいますが、飲むほどに味わいが深まっていくところがめずらしい焼酎だと思います。飲みやすいけれども、繊細で複雑な味わいがあるため、何杯も味わえるのではないかと思います。

是非試してみてください。


性別:男性
年代:20代

今まで飲んだ芋焼酎の中で一番飲みやすいです

私は焼酎を普段あまり飲まないのですが、雰囲気のよい居酒屋さんなどでたまに飲む焼酎が大好きです。

今回は3Mと呼ばれるプレミア芋焼酎のひとつ「魔王」を飲んでみました。 飲み方は店長のおすすめの水割りでいただくことにしました。アルコール度数が25%で、芋焼酎ということで独特のにおいを和らげる点でおすすめであるとのこと。

さっそくにおいを嗅いでみると、独特の芋臭さが無く、とてもフルーティーで甘い香りがします。あれ、これはいつもの芋焼酎と違うなと感じました。そして一口。これはおいしいです。今まで飲んだ芋焼酎の中で一番飲みやすいです。

口の中でほんのり甘さが広がって、食べ物と一緒にどんどん味わいたくなります。何でこんなに飲みやすいのかと店長に聞いてみると、魔王の仕込みには通常の焼酎と違い、日本酒などに使用する黄麹を使用しているため独特の味わいになるのだということ。納得です。

これならロックもいけるだろうと思い追加で注文。より一層フルーティーで甘い香りで、口当たりもとても良いです。お値段は少し高かったですが、人気の焼酎である理由がわかる素敵なお酒でした。