宮崎県西都市下三財にある月中地区で造られている、『月の中』という芋焼酎があります。『世間の注目度ランキング』で9位にランクインしているお酒です。

月の中で使うサツマイモは、その日に堀り上げた物を一つ一つ選別し、変色している個所を切り分けてから仕込みに使われます。丹精込めて仕込んだ月の中はサツマイモのほんのりとした甘さと、ふんわりとした柔らかい味わいでほっとした気持ちになります。

『月の中』を造る岩倉酒造場

『月の中』を造るのは、岩倉酒造場さんです。

岩倉酒造場は宮崎県西都市下三財にあります。

家族4人で製造している小さな蔵で、製造工程の全てを手作業で行っています。

岩倉酒造店はずっと昔からある酒蔵ですが、戦前までは米焼酎を製造していました。しかし、戦後の食糧難で米が無くなってしまったことから、芋を原料に焼酎を製造するようになったそうです。

年間にできる焼酎の量は、一升瓶でたった2万6000本程度。

もともとの少ない生産量に加え、抜かりない原材料の選別もあり、品質の悪い芋しか採れなかった年には焼酎の製造すらやめてしまう、そんな年もあったそうです。

月の中を飲んだ焼酎好きのレビュー

さて、ここからは『月の中』を飲まれた焼酎好きの方によるレビューをご覧いただきます。もし「私もレビューを寄稿します!」という方がいらっしゃいましたら、レビュー募集のページからぜひご応募ください。

一度管理人の方で目を通しますが、極端に問題のある投稿以外はそのまま掲載させていただきます。


性別:男性
年代:40代

微かに焼き芋のような香ばしさを含んだ独特な香り。

芋焼酎好きの中では有名なプレミアム焼酎の「月の中」。定価での入手は森伊蔵や村尾以上に難しいとも言われることもあるそうだ。口あたりはいいし、その後の甘さと独特の香ばしさは癖になる。実に芋らしく旨い本格芋焼酎。

味について詳しい感想を書くと、まずは芋の香りが強いことが特徴である。口に含んだ途端に、芳醇で華やかな芋の香りが鼻を抜ける。微かに焼き芋のような香ばしさを含んだ独特な香り。そして同時に、豊かで上品な甘みを感じる。素材の甘さが生きている感じの自然な甘みだ。甘みはくどくなく、飲み込んだ途端にスッと消える。そして心地よい余韻が残り、もう一口飲みたくなる。

そして「月の中」のもう一つの特徴は、まろやかさだ。製法について詳しいことはよく分からないが、とにかく口当たりがよい。素材の風味を存分に楽しめるが、しつこさが全くない。とても芋らしい風味の焼酎でありながら、芋焼酎が苦手な人でも飲めてしまう飲みやすさがある。

飲み方は、ロックかストレートが良い。料理やシチュエーションに合わせて選べば良いと思う。